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日本人メジャー特別インタビュー

大公開!! 岩隈久志の主なオフトレーニング

 

ここからは岩隈投手が自主トレ開始直後に行うというトレーニングのいくつかを紹介してもらった。シーズンオフになった瞬間から、体を動かさないという岩隈。そこから開幕までに体を作り上げていくが、まずは体の軸、体幹を作るところから始めていく。実際には数多くのトレーニングをこなしているのだが、その一部を教えてもらった。
写真=桜井ひとし、協力=IWA ACADEMY

体幹クロスストレッチ


骨盤を動かすトレーニング。骨盤を使って体の捻じれをスムーズにしていく。徐々に体の可動域が大きくなっていく。オフに始動するときにも行う


インナリング(肩)


肩のインナーマッスルの調整。外旋と内旋を繰り返し、肩の動きを整える


“0”スパイラル


肩をゼロポジションに置いて、体をねじることで背中・肩甲骨周りを効率良くほぐす


トランスレーションステップ


シーズン中でも身体のキレを出したいときに行うメニュー。チューブで体を押さえ、体全体でサイドステップすることで、体重移動をしっかりできるようにしていく


ネットスロー


ピッチングの感覚を整えるためにシーズン中も頻繁に行うトレーニング。まず片足で立つことの確認。脚を上げたときに、軸ができているかどうか。軸足の裏から地面に根を生やすイメージで立つ。その後、軸足の太もも内側辺りから徐々に前へ移動する。上体が開かずに投げる方向へと真っすぐステップする。腕は常時リラックス。トップの位置と腕が上がるタイミングだけを意識する。投げる動作の中で、体重移動、トップに上がるタイミング、ボールを切るリリースができているかを確認する


ショルダープレス

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