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ソフトバンク・和田毅インタビュー エースの神髄 「何度、対戦しても相手を上回っていくことは大事」
ソフトバンク・和田毅インタビュー

 

アメリカでの悔しい思いを晴らすかのように、5年ぶりの日本球界で全身全霊の投球で投手2冠という結果を残し、再び輝きを放った和田毅。優勝争い佳境での離脱は本人にとって、さぞかし無念だったに違いないが、「絶対に負けたくない」、どんなときも前面に押し出してきたエースの魂は、最後までチームに根付いていた。
取材・構成=菊池仁志、菅原梨恵、写真=湯浅芳昭、石井愛子、小山真司


エースのプライド


ホークスを長くけん引してきた左腕は錆びついていなかった。5年ぶりに復帰した日本球界で、当然のように結果を残した。「若い投手たちの指針となってほしい」との球団からの期待にも十分に応えるパフォーマンスと日々の取り組み。優勝争いの最終盤での離脱には悔いを残すだろうが、その存在感の大きさをあらためて示すシーズンとなった。

────15勝を挙げて最多勝。貯金を10築き、勝率.750もリーグトップでした。今季、残した数字をどのように評価していますか。

和田 まず念頭にあるのはチームが優勝をすることです。そして個人として第一は先発ローテーションに穴を空けずに投げることが大事だと僕は思っていますので、最後に登板ができなくなり、チームも優勝を逃したことに悔しさが残っています。15勝できたことについては、当然、勝ち負けは自分でコントロールできない部分もあるわけですけど、それでも2ケタ勝つのは最低限だと思っています。それが先発ローテーションで回してもらっている以上、積み上げていかないといけない数字で、そこからの上積みでどれだけチームに貢献できるかだと考えています。シーズン当初、それだけ勝てればチームは優勝に近づくだろうと思い描いていたのが「15」という数字でしたので、チームあっての15勝ですけど、そこはよかったと思います。

覚悟を決めて戻ってきた。「プロ野球選手である以上、必要とされる場所で投げたいというのが信念」。チームに貢献したい一心だった


──優勝争い佳境での離脱は和田選手自身、忸怩たる思いを持っているかと推察します。しかし、8月は登板した4試合すべてで8イニングを投げるなど、投手陣をけん引しました。

和田 8月は1シーズンの流れの中でチームが最も苦しい時期です・・・

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