苦しんだ末の“通過点”
待ち焦がれた一打が、やっと、やっと出た。5月9日の
西武戦(メットライフ)の8回一死一塁。第4打席を迎えた
内川聖一は、この回から代わった武隈のチェンジアップに逆らわずバットを出した。ライナー性の当たりがセカンドの頭を超える。その瞬間、一塁ベンチのチームメートに向かって右腕を突き上げた。
家族も見守る中、内川が常に意識してきた右方向へのバッティング。センター前ヒットで、史上51人目の通算2000安打を達成した。1800試合目での達成は歴代9位、右打者では3位の達成ペースだった。
王手をかけてから・・・
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