帽子を飛ばすほどの渾身の投球。センバツ出場はならなかったが、夏に向けての変貌が楽しみだ
昨夏、
西純矢の名は一気に知れ渡った。
衝撃的な全国デビューを飾ったのは、夏の甲子園1回戦。150キロに迫る直球、同じ腕の振りから繰り出す鋭いスライダーを武器に、春のセンバツで8強入りした創成館高(長崎)から三振の山を築く。「あっという間。気づいたら試合が終わっていました」。あの大阪桐蔭高に公式戦で唯一土を付けた九州の強豪を相手にすることで集中力は研ぎ澄まされていた。毎回の16奪三振、4安打無四球で完封。チーム初、岡山県勢にとっては6年ぶりの夏の勝利だった。
ただ、あまりにも・・・
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