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追憶と哀愁のロストボールパーク

平和台球場(1949年-1997年) 野武士軍団の躍動

 

ボロだけど味わいがあって大好きだった球場、父親に初めて連れて行ってもらった球場、仕事帰りによく立ち寄った球場、初めてデートした球場──。その幾多の景色は私たちの記憶の中に息づいている。いまはもうなくなってしまった追憶と哀愁のロストボールパーク。野球ファンに愛された11球場の情景を辿る。
各球場の年数は開場年と閉場年。紹介した球場はフランチャイズ終了球場。一部現存球場あり


 1950年、2リーグ分立で福岡の2球団(西日本パイレーツ、西鉄クリッパーズ)の本拠地としてプロ野球で使用されるようになる。50年代後半に黄金時代を築いた西鉄“野武士軍団”の主戦場だった。その後、西鉄の経営悪化により73年に太平洋となり、77年にクラウンライター。そして78年秋にコクド計画に買収されると、球団は埼玉・所沢へ移転した。89年、南海を買収したダイエー(現ソフトバンク)がこの球場を本拠地としたが・・・

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