右打席からの打球は、県営大宮球場の左中間フェンスを直撃した。5月中旬の都市対抗埼玉一次予選。Hondaとの第1・第2代表決定戦で見せたその一打を、諸見里匠は「今年一番のアタリ」だと振り返る。
「二死満塁での初球。走者一掃の二塁打でした。甘いストレートでしたが、来た球にうまく反応できた」
同学年で、同じドラフト候補の左腕・
東野龍二(駒大)から完璧に放った長打は、挑戦の成果の表れでもある。今年は、意識的にウエートを上げた。80キロ近くまで体重を増やし、「飛距離を求めた」。5月初旬のベーブルース杯直前には、それまで継続的に取り入れていた体幹トレーニングやコンディショニングの成果が見え始め・・・
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