ある意味、イチローの引退から始まった2019年シーズン。まだ戦いは終わっていないが、すでに自ら引退を明らかにした選手も少なくない。今までの彼らの勇姿を思い出しつつ紹介してみたい。 ※記録は9月15日現在 福浦和也 マリン一筋の「安打製造機」
千葉・習志野市出身にして
千葉ロッテマリーンズ一筋26年。生粋のフランチャイズ・プレーヤーがついにユニフォームを脱ぐ。習志野高からドラフト7位、全体最後の64番目に指名され投手として1994年に入団したが、1年目の途中で打者に転向。97年に一軍に定着すると、圧倒的なバットコントロールで2001年に首位打者を獲得。同年から6年連続3割をマークし、05年には31年ぶりのリーグ優勝&日本一、10年は“下克上”日本一にチームを導いた背番号9は、誰よりもファンに愛される存在になっていった。昨季は史上52人目、球団史上3人目の2000安打を達成したが、開幕前に今季限りでの引退を表明。引退セレモニーが行われる9月23日、ZOZOマリンでの
日本ハム戦では
井口資仁監督がフル出場を明言している。「地元の球団で26年も野球ができた。こんな幸せなことはない」という“幕張の安打製造機”は・・・
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