週刊ベースボールONLINE

日本シリーズ激闘史1950-2018

【1974-78】阪急が3年連続日本一。セは群雄割拠の時代/日本シリーズ激闘史

 

「日本ワールド・シリーズ」として1950年にスタートした日本シリーズも、今年で70回目を迎えた。ここでは、その激闘の歴史を振り返る。
写真=BBM

1974年は金田正一監督率いるロッテが日本一


 1974年、永遠に続くかに思えた巨人の連覇が途切れ、ミスター・ジャイアンツ、長嶋茂雄もまた、現役を引退した。V10を阻止したのは、与那嶺要監督率いる中日。対してパでは後期を制覇した金田正一監督率いるロッテが、その勢いのままプレーオフで阪急を破り、日本シリーズ進出を決めた。“お祭り野球”とも言われ、金田正一監督のさまざまなパフォーマンスも話題となった年だ。戦い自体は、ともに絶対的なエースが不在の中、打撃戦が多くなったが、その中でロッテの村田兆治が一戦ごとに力をつけ、1、2、4戦のリリーフの後、第6戦では延長10回を2失点完投。胴上げ投手にもなっている。

 75年からは・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング