「日本ワールド・シリーズ」として1950年にスタートした日本シリーズも、今年で70回目を迎えた。ここでは、その激闘の歴史を振り返る。 写真=BBM 1974年、永遠に続くかに思えた
巨人の連覇が途切れ、ミスター・ジャイアンツ、
長嶋茂雄もまた、現役を引退した。V10を阻止したのは、
与那嶺要監督率いる
中日。対してパでは後期を制覇した金田正一監督率いるロッテが、その勢いのままプレーオフで阪急を破り、日本シリーズ進出を決めた。“お祭り野球”とも言われ、金田正一監督のさまざまなパフォーマンスも話題となった年だ。戦い自体は、ともに絶対的なエースが不在の中、打撃戦が多くなったが、その中でロッテの
村田兆治が一戦ごとに力をつけ、1、2、4戦のリリーフの後、第6戦では延長10回を2失点完投。胴上げ投手にもなっている。
75年からは・・・
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