「日本ワールド・シリーズ」として1950年にスタートした日本シリーズも、今年で70回目を迎えた。ここでは、その激闘の歴史を振り返る。 写真=BBM 2007年、中日は1954年以来となる日本一に
2004年、パでプレーオフが導入され、新監督・
伊東勤に率いられた勝率2位の
西武が、1位のダイエーを倒し、優勝(当時のルール)。日本シリーズでは、
落合博満新監督の“オレ流采配”で優勝した中日と対戦した。3勝2敗と先に王手をかけたのは中日だったが、そこから西武が連勝し、12年ぶりの日本一を飾った。
翌年もパは勝率2位からの「優勝」となった。バレンタイン監督の“マジック”で、パのチャンピンになったのは
ロッテ。プレーオフで敗れたのは、またも勝率1位のダイエーだった。対してセは“JFK”と呼ばれたウィリアムス、
藤川球児、
久保田智之の鉄壁のリリーフ陣を擁す
阪神だ。下馬評では投打に厚い選手層を誇った阪神有利の声が圧倒的だったシリーズだが、初戦、千葉マリンで濃霧のゲームを・・・
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