週刊ベースボールONLINE

いま12球団はどう動いているのか

楽天・動じることなく、新たな開幕に向かって万全の準備をする

 

新型コロナウイルスの世界的感染拡大が止まらない。日本プロ野球に続き、メジャー・リーグも開幕の延期を発表、センバツ高校野球は中止となった。ここでは12球団が、いまどのような動きをしながら、開幕にそなえているかを紹介しよう。
※情報は3月15日現在

三木監督(中央)は早期終息を願いつつ、動揺することなく準備を進めていく


臨機応変に対応


開幕延期もチーム内では想定内という反応だ。開幕投手を務める予定のエースは143試合で優勝を争うことを強く訴えている。

 3月9日、正式に開幕延期が決まると、楽天の首脳陣や選手もその決定を冷静に受け止めた。3月20日のオリックス戦(楽天生命パーク)で開幕投手を務める予定だった則本昂大は、延期される開幕戦でも2年ぶり6度目の大役を務める予定。「状況的に仕方がないことだと思いますし、命には代えられないので。こうなってしまった以上、臨機応変に対応していけたらいい。決まったことなので、僕らはそれに従ってやるしかない」と淡々と語った。

 3月12日の時点で、開幕は4月10日以降と決まった。エースは延期については賛同したが「143試合はしっかり消化したい。レギュラーシーズンを戦い抜いた上での成績だし、そこはないがしろにはしてはいけないと思う。どこかで折り合いをつけないといけないと思いますけど、プロ野球はポストシーズンがメーンではない」。まずはレギュラーシーズン全143試合の開催を優先すべきとの意向を示した。

 そして、延期の決定に・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング