ここからがスタートだ。昨オフ以降に“戦力”として認めれた男たち。初の2ケタ番号を勝ち取った選手、故障などから“支配下復帰”を果たした者──。これまでの経緯はさまざまだが、どの選手も育成時代に培った力を武器に一軍での勝負を期して今季に挑む。
※情報は3月29日時点

巨人・I.モタ　破壊力満点のパワー砲

　今春キャンプの話題を独占した。当初はファームスタートも、阿部慎之助新二軍監督の愛の“しごき”を乗り越え、紅白戦で結果を残して一軍昇格。対外試合でも安打を重ね、帰京後、支配下昇格を勝ち取ったのだが……。オープン戦終盤は主力級の投手に苦しみ、左太もも裏の肉離れも発症。それでも豪快なフルスイングは「うちにいないタイプ」(原辰徳監督)と高評価で、鬼の阿部監督の下・・・