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ダンプ辻のキャッチャーはつらいよ

短期連載ダンプ辻コラム 第18回「ケガの話もついに最後、17個目は厳しかったです」

 

遠藤[右]とのバッテリーも息が合っていた


これもイップス?


 いやあ、ケガだけでよくこんなに話が続くもんですね。もう3回でしょ。時々、「読んだよ」と懐かしい人から連絡をもらったり、手紙をもらったりもしています。ありがたいことですな。金運も出てきてね。これを読んで、まだボケずに話せると分かったのか(笑)、ほかの雑誌社から江夏(江夏豊)の話をしてくれと来たり、国から10万円を家族3人分もらったりもしました。え? それはコロナで関係ないのでは? まあ、そうですけど、今まで年末の納税の書類に、野球関係ではOBクラブの野球教室の収入くらいしか書くことなかったのがまとめてきたものでね。

 僕のケガ話もあと2つになりました。16番目が大洋時代の昭和54年か55年かな。打席でヘルメットのツバに投球を当てられたことがある。それで首を痛めた? いやいや、どこも痛めてないですよ。それでケガと言えるのか? まったくもう……。意外と細かいですね。いいじゃないですか、前もあったけど、一歩間違えたら大ケガ、というやつです。

 ヤクルト戦(横浜)だったんですが、勝ってはいたけど、三番手の三浦政基がいいピッチングをしていた。5回くらいかな。僕はどうせ打たんからインコースの厳しい球なんて滅多にこないのに、それが来た。あれはびっくりしました。ヘルメットがふっ飛び、こっちもひっくり返りましたからね。

 転んだ場所に、たまたまバットが転がっていたんで、それを持って立ち上がり・・・

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