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源田壮亮コラム「大分商高で過ごした3年間は僕にとってかけがえのない時間でした」

 


吉野監督からの教え


 小学2年生から地元のソフトボールチームに入った僕は、中学からは硬式野球の「明野ビッグボーイズ」(現大分明野ボーイズ)でプレーしていました。高校の進学先を決める際、何校からかお話をいただきましたが、その中から大分商高を選択。決め手は吉野賢一郎監督の熱意でしたね。大分商高は僕が入学する2008年までに春5回、夏14回甲子園に出場。97年の春夏連続出場以来、甲子園出場は叶(かな)っていませんでしたが、古豪として知られているチームでした。

 高校時代は周囲に恵まれ、楽しい思い出が多かったですけど、練習は本当にきつかったです(苦笑)。例えば冬場には丸太を抱えながら走るタイム走をやりましたね。ホームベースからライトポールへ走り出し、そのあとセンターへ。そこからレフトポールへ行き、ホームに帰ってくる。設定されたタイムを1人でもオーバーすると全員でもう1回走るんです。丸太も結構重かったし、持ちづらいので走るのが大変でしたね。

 吉野監督からはさまざまなことを教わりましたが、常々言われていたのは・・・

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