普段から仲の良い3人の解説者によるぶっちゃけトーク。第2回目のテーマは巨人の本拠地でもあった「後楽園球場」だ。ちなみに『昭和ドロップ』というと、どうしてもルー・テーズ式と言われた、ジャンボ鶴田のバックドロップを連想してしまう昭和男が連載の担当をしています。 プロ野球の聖地・後楽園。写真は人工芝になった時代
昔の球場は狭かった!
──では、「原巨人はなぜ強いのか」(10月5日号)「1980年代のプロ野球」(別冊セ・リーグ80年代総集編)に続き、本日3つめのお題は「後楽園球場」です。
川口 1日で3つとは詰め込むね(笑)。
──すいません、コロナもあってセッティングが難しいもので。これが最後ですので、食事をしながらにしましょう。お好きなものをどうぞ。
川口 僕はフカヒレラーメンかな(取材は東京ドームに隣接し、後楽園ホールなどが入っている通称・黄色いビル内『後楽園飯店』。フカヒレラーメンは、
長嶋茂雄さんも、よく頼んだメニューとか。少し高い)。
定岡 僕は担々麺がいいな(庶民的です。ナイス、サダさん)。シノは?
篠塚 夜、ラーメンを食べる予定なので、エビチリとライスにしようか。
定岡 僕ら3人とも麺好きなんですよ。次回の取材はラーメン屋でいいですよ!
川口 サダさん、「後楽園球場」というテーマは僕が思いついたんですよ。僕は子どものころ、巨人ファンだったので、天然芝だった時代、長嶋(茂雄)さんの引退試合とかをテレビで見て、「きれいなところだな」って思っていました。あこがれの場所です。
定岡 実際に投げてどうだった?
川口 マウンドに立ったときは、うれしかったですね。ただ、「あれ、こんなにマウンド高いんだ」っていう驚きもあった。(
広島)市民球場は、もっとなだらかでしたからね。
定岡 ジャイアンツは高いほうが好きな右投手の本格派が多かったからね。
──じゃあ、定岡さんは投げやすかったんですね。
定岡 ええ。一番はユニフォームが赤いとこですけどね(笑)。
川口 市民球場ですね。さすがカープキラー(笑)。
定岡 たくさん勝たせてもらったからね(笑)。だから僕、市民球場が取り壊されるときは寂しくてね。広島に行って、最後にお礼を言っておこうかと思ったくらい(笑)。
川口 僕も一番好きなのは市民球場だけど・・・
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