例年、華やかな東京ドームの光景も、今年は様変わりする。10月22日、JABA新型コロナウイルス対応ガイドライン【第91回都市対抗野球大会用(有観客開催)】が発表された。入場者は1万人以内の全席指定で、全試合入れ替え制。また、都市対抗の華である応援団による応援も実施されない。1回戦から決勝まで31試合を安全・安心の下で開催する。 日本野球連盟は7月2日、都市対抗野球大会の開催にあたり、発表会見を開いた(左は毎日新聞・丸山社長、右は日本野球連盟・清野会長)
社会人野球を統括する日本野球連盟(JABA)が主催する、全国規模の大会である社会人野球日本選手権(7月2〜15日)、全日本クラブ選手権(5月25〜28日)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止となった(4月2日発表)。果たして都市対抗はどうなるのか――。緊急事態宣言が全面解除された6月以降、現場では不安の声が出ていたが、7月2日、同連盟は都市対抗開催の会見を開いた。
同連盟・清野智会長は「3つある中で、最後の望みでございます。可能な限り、準備を進めていきたい」と力を込めていたのが印象的だ。代表32チームを決める一次予選は7月5日の埼玉、滋賀を皮切りに、10月16日に全32代表が出そろった(前年優勝のJFE東日本は推薦出場)。
開催を目指した理由を、主催者の毎日新聞社・丸山昌宏社長は言った・・・
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