週刊ベースボールONLINE

12球団2020年シーズン回顧

中日・後半戦はリーグ1位の34勝で巻き返し!8年ぶりのAクラス入りを果たす/12球団2020年シーズン回顧

 

シーズン序盤は苦戦を強いられて低迷していたものの、エースの好投と強力リリーフ陣の活躍で浮上した。8月中旬からは投打のバランスががっちりとかみ合い、7連続カード勝ち越しなど安定した強さを見せた。

ホームのナゴヤドームでは36勝20敗4分と貯金16を稼いだ


後半戦の快進撃


 2013年から7年連続のBクラス。暗黒期からの脱出を図るべく始まった与田剛監督の2年目シーズン。しかし序盤は打線が固まらず、開幕投手を務めた大野雄大も勝ち星がつかずで、30試合を終えた時点で借金7の最下位。投打のバランスがちぐはぐで、チーム内には重苦しい雰囲気が漂っていた。ルーキーの石川昂弥を一軍に上げたり、支配下登録されたばかりの捕手アリエル・マルティネスをスタメンに抜てきもしたが、起爆剤とはならなかった。

 風向きが変わり始めたのは抑えをライデル・マルティネスに固定し、大野雄が初勝利をつかんでからだ。故障から3週間ほど戦列を離れていた高橋周平が五番に戻り、開幕には間に合わなかった福谷浩司が先発ローテーションに加わると・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング