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平野謙の「人生山あり谷あり、感謝あり」

平野謙コラム 第43回「全員が監督だった?ドラゴンズベンチ」

 

高木守道監督。「現役時代同様、気が短かったなあ」と平野氏


ベンちゃんに何が言える?


 3月31日、群馬で聖火リレーをさせていただきました。新型コロナ禍でオリンピック自体の開催もそうですし、聖火リレーもあちこちでコースを変えたり、辞退者が出たりしています。まずは無事終わったことにホッとしました。

 戸惑ったのが聖火の受け渡しです。2020の決まりのポーズというのがあったんですが、映像を見られた方は分かると思いますけど、覚えられずドタバタしてしまった(笑)。

 僕は街中の駅近くを走る200メートルくらいのコースでした。群馬のラストに近かったこともあり、もう真っ暗になっていましたが、結構、沿道にはお客さんがいましたね。群馬ダイヤモンドペガサス時代にお世話になった方や家族も応援に来てくれ、すごく感激しました。

 思ったのは、みんな東京オリンピックに関心を持っているんだな、ということです。何と言うんですかね。別にオリンピックに関心があり、開催してほしいと思っている人がコロナを心配してないわけじゃないし、コロナを心配している人がオリンピックを楽しみにしてないわけじゃないと思うんですよ。

 難しいと思いますけど、ワクチンとか感染対策をしっかりやった上で、みんなが安心して、心から喜んで東京オリンピックを開催することができたらいいなと思いますし、そうなるよう祈っています。

 前回は、2012年から2年間やったドラゴンズのコーチ時代の話でした。平田(平田良介)の外野守備が段々うまくなったという話をしたんですが・・・

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