鋭い打球か、当たり損ないか、はたまた右か左か。どんな打球にも対応するため、準備は欠かせない。特に内野の要とも呼ばれる遊撃手は、一塁までの距離が長く、守備範囲も広大とあって、“一歩目”がアウト、セーフを大きく分ける。そこで今回は、遊撃手の構えを徹底チェック。一軍で遊撃の位置に就くトップ選手たちの意識を構えの姿勢から垣間見ていこう。 【セ・リーグ編】はこちら ※22年の守備率は5月15日現在、年齢は22年の満年齢 
源田壮亮[西武/29歳]21年守備率_.985、22年守備率_.975
リズムもそれぞれ
パ・リーグの遊撃手たちを見ても十人十色。構えはそれぞれだ。オーソドックスなのは西武・源田壮亮。どんな打球でも投手に「打ち取っているな」と思ってもらうため、できるだけさりげなく処理をする──。自然体な構えは、守備の信念をも表している。
写真を並べて目につくのが、高姿勢の2人だ。
ソフトバンク・
今宮健太も、その1人だが、守備で意識するのは、「とにかく一歩目が早く出せることを一番に考えています」と話し、捕手の構えからどこに打球が飛びやすいのかを判断して動き出していると言う。以前に比べて・・・
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