プロの扉を開いてから1年――。昨秋のドラフトで指名された支配下、育成指名の計126人がルーキーイヤーを駆け抜けた。それぞれの立場で野球に打ち込んだが、果たして晴れ舞台で最も輝いた新人は誰か。12球団で一人ずつピックアップした。 写真=BBM 【セ・リーグ編】はこちら 楽天3位・渡辺翔太 勝利を呼び込むリリーバー
【2023年成績】51試合=8勝3敗1S25H、48.2回、41奪三振、防御率2.40 6月3日の
ヤクルト戦(神宮)にプロ初登板を果たすと、そこから8試合連続無失点など一気に勝ちパターン入りを果たした。登板するごとに成長を遂げていった右腕の武器は、代名詞のパームボールを含む制球力の高い変化球と堂々としたピッチング。そこには「自分のボールを投げればゼロで帰って来られると分かった」という一軍マウンドで得た自信が支えになっている。すべて中継ぎながら8勝。これは右腕の投球がチームに流れを引き寄せた証拠でもある。8月25日の
ソフトバンク戦(
楽天モバイル)では延長10回にマウンドに上がり、直後の逆転劇をお膳立て。
石井一久前監督も・・・
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