昨年入団のドラフト1位右腕で、ルーキーイヤーは先発ローテーションに入り、25試合(先発は24試合)に登板、2ケタ勝利こそ届きませんでしたが、7勝を挙げるまずまずの活躍を見せました。今季の飛躍が期待されましたが、右ヒジ炎症で出遅れるなど、万全な状態ではなく、今季は一軍と二軍を行ったり、来たりする苦しいシーズンを送っているようです。 【ポイント】右腕の使い方
セットポジションからのスタートで、写真2〜写真4とやや二段モーション気味に左足を微妙に上げ下げしているのは(写真では分かりづらいと思います)、軸足(右足)股関節にしっかりとためて、体重を乗せたことを感じてから前に出ようという意識の表れだと思います。股関節に乗せるのがうまければ二段にする必要はないのですが、最近のピッチャーは多いですね。もっとうまく下半身が使えれば、ここでムダな時間を使う必要がなくなります。ただ、上茶谷選手、写真3のように、左ヒザが胸マークの高さまで上がっているのは、とてもいいと思います。これによって、大きな位置エネルギーを得ることができますからね。
ここから並進運動に入っていきますが、お尻を先行(ヒップファースト)させて出ていく写真6は、軸の傾きも十分でいいと思います。ただ、上茶谷選手の場合、・・・
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