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連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】楽天・島内宏明「右ヒジが伸びて遠心力が使えるスイングを左ヒジでコントロール。しっかり踏み込んで、コンタクトするポイントも最高です」

 

今季は四番に座るなど、長打もあり、勝負強いバッターです。今季はこれまで最多だった2019年の57打点を大きく上回る96の打点を稼ぎ、打点王のタイトル(初タイトル)を獲得しました。


【チェックポイント】[5]トップに早く入れる◎[6]右ヒジを伸ばしてスイング[7]左ヒジで柔軟に対応&踏み込み◎


【ポイント】左ヒジの使い方


 島内選手の打撃フォームの特徴の1つが、テークバックをとったあと、写真[5]のトップの位置で右ヒジを伸ばした状態から、そのまま写真[9]のインパクトまで持っていくことです。その右腕のワークを左腕で舵を取るように支える、やや珍しい打ち方と言えると思います。右腕を伸ばした状態で打ちに行くことで、遠心力が使えますから、打球を遠くに飛ばせる利点があります。外角ならばそのままバットを出せば押し込めますし、逆にインコースなどは窮屈になりそうなものの、左ヒジをうまく曲げ伸ばして対応します。

 まさにこの写真の場面がそうで・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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