抑えは、1球1球を100%の力、全身全霊を込めて投げていくことが必要なポジションですから、集中力をつくり上げるための準備が大事になってきます。それができているのが栗林投手の投球フォームです。

　[3]の左足を上げてからしっかり立つという準備が出来上がっています。この連載ではコマ数に限りがあるのでなかなか分かりにくいのですが、栗林投手は2度左足を上げる動作をする、2段モーションのような形をとりますが、コマ送りの写真を見ると左足の動きが、1度目と2度目、まったく変わらず、どこで2度目を上げているの？　というくらい・・・