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オリックス 飯田大祐捕手・正捕手争いに割って入る

 


 一生懸命、この言葉が誰よりも似合う。初のキャンプでいきなりの一軍。練習に加え、チームに慣れることで精いっぱいな上、気疲れも多い。連日特守や特打もこなし「しんどいです……」と笑うが、それでも熱心な姿勢は崩さない。今年27歳を迎えるルーキーは「年齢も年齢なので1年間一軍にいられるよう頑張りたい」と開幕一軍に向けて奮闘中だ。

 いきなりインパクトを残した。2月4日に行われた紅白戦に途中出場。2打席連続で適時打を放ち、打てる捕手として存在感を示した。それでも本人はいたって謙虚。「たまたま打撃コーチから指示をもらったので、打てました。できることを一生懸命やっています」と振り返り、練習に戻っていった。大学、社会人を経て培ってきた“落ち着き″も、飯田大祐の持ち味のひとつだ。

 強力なライバルも多くいる。チームの捕手では昨季、最多の85試合に出場した若月を始め、2014年にベストナインを受賞した伊藤も虎視眈々と正捕手を狙う。さらに伏見、ベテラン山崎勝らによる激しい戦いが繰り広げられている。守備力について福良監督は「肩もゲームになると良いものを見せている」と合格点を与えているが、背番号45は「(伊藤)光さんはワンランク上のレベルでプレーしている。見習って戦力になっていけるようにしたい」と先輩に追いつくべく、さらなる成長を誓った。2児の父でもあるオールドルーキーが、プロで大輪の花を咲かせる。
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