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阪神・近本光司 常に走る準備はしていく/タイトル争い参戦中

 

積極果敢に盗塁を狙い1年目から盗塁王を目指していく近本


 ドラフト一番星の近本光司がタイトル争いに参戦している。新人で盗塁王に輝けば、本人が目標とする2001年赤星以来(39個)の快挙になる。

 すでに東浦中、社高から運動能力は高かった。関学大3年春にリーグ最多10盗塁を記録。大阪ガスでは3拍子そろったプレーで昨年の都市対抗野球ではMVPにあたる橋戸賞を受賞した。

 今季、後半戦に入ってペースダウンしたが、それでも7月16日の中日戦(ナゴヤドーム)では、1回の1球目に今シーズン20個目の盗塁を成功させた。「盗塁は思い切ってスタートを切れるかどうかが勝負のカギと思っています。そのためには研究を続けることが必要です」

 実は近本が20盗塁の大台に乗せる前日15日、同カードの8回の2球目にピッチドアウトされて二塁でまんまとタッチアウトになっていた。本人は盗塁について「難しいですね」というが、それでも相手チームのスキを突き、駆け引きをかいくぐってスタートを切る。そのパフォーマンスからは強い意志も感じられる。

 これまで複数の盗塁に成功したのは4試合になった。「一番」で起点となる新人に矢野監督も「成長段階だけど期待は大きい」という。中日の大島、ヤクルトの山田哲らとの激しい盗塁王争いが最後まで続いていく。ルーキー近本は「走れるときがあれば、しっかり走りたいです」とこれからさらにスパークしていく。

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