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西武・森友哉 2億円超えも夢ではないMVP候補/どうなる!?契約更改

 

今季は首位打者を獲得するなど、自身の理想像である「打てる捕手」を体現した森


 昨季は136試合の出場(うち74試合で先発マスク)で打率.275、16本塁打、80打点の成績で終え、前年から倍額となる8000万円(推定)でサインした森友哉。今季は出場135試合のうち126試合で先発マスクの数を大幅に増やし、正捕手の座を確実なものにした。

 その上、打撃面でも自身初の3割超えで.329を記録し、首位打者のタイトルを獲得。105打点(リーグ3位)、23本塁打といずれもキャリア最高の数字を残しており、MVPの最有力候補と目されてもいるほどである。

 球団は入団時から「打てる捕手」としての大成に大いなる期待を抱いてきた。その大望が今季、『史上4人目の捕手での首位打者』という、球史に残る快挙をもって実現の時を迎えたのである。1億円は言うまでもなく、倍増は固いはずだ。もっと言えば、増田達至との最優秀バッテリー賞、月間MVP、優勝ボーナスなども加味していけば、2億円も可能性はゼロではないだろう。

 ただ、気になるとすれば、チーム防御率か。4.35はリーグワースト。投手との共同作業とはいえ、盗塁阻止率、捕逸とも昨季を大幅に下回った点など、守備面での課題に対し球団がどのような評価を示すのか。実に興味深いところだ。

 毎年続くFA権行使による主力流出が、昨今の球団の抱える大きな課題となっている。年俸の充実は、その解決策の1つにも大いになりうる。その意味でも、日本球界No.1捕手との契約交渉に非常に注目したいところだ。

写真=BBM
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