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日本ハム・梅林優貴捕手 強肩と非凡な打撃センス!無名のドラ6がプロでの成功を誓う/ドラフト下位入団選手の今

 

自慢の強肩でアピールする梅林


 無名の強肩捕手が二軍で実戦経験を重ねている。2020年のドラフト6位で入団した梅林優貴はイースタン・リーグで着実に実戦経験を積み、非凡な打撃センスで指名打者としての出場も増えてきた。広島文化学園大出身で同大初のプロ野球選手。大学4年間は中国地区大学野球連盟2部リーグでプレーしてきただけに、1年目は攻守でプロのレベルをまずはしっかりと体感することが、成長への第一歩となる。

 周囲を驚かせたのが3月3日の巨人とのオープン戦(札幌ドーム)だった。6回の守備から途中出場し、7回には相手の代走・増田大輝の二盗を刺した。走塁のエキスパートに仕事をさせなかった鉄砲肩は、大きなインパクトを残した。

 栗山監督も「しっかり投げ切れるところは(本人に)褒めました。楽しみだし、素晴らしいプレーだった」と絶賛。梅林は「僕はスローイングでプロには入れたと思っているので、そこで勝負していきたい」と誓った。

 プロ入りまで、トップレベルを知らないまま野球人生を過ごしてきた。強肩は一部のスカウトからは注目を集めてはいたが、本人は経験値が少なく、自信がなかったという。その中で転機は昨年7月に開催された日米大学野球選手権大会。大学ジャパンの一員ではなく、ブルペン捕手として大学に近い山口・岩国が会場となった試合に参加したことだ。

「最初はしっかりと捕れるかなと思いながらでしたけど、捕ることができた」。プロ志望届を出すきっかけにもなった。ポテンシャルを開花させるためにも多くの経験を積むことが未来につながる。酷暑が厳しい二軍本拠地の鎌ケ谷で、自慢の肩と打撃を武器に鍛錬を続ける。

写真=BBM

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