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広島・森下暢仁投手 2ケタ勝利&防御率1点台で新人王当確/新天地1年目のシーズン

 


 ルーキーながら即戦力として実力を存分に発揮した。森下暢仁は開幕から先発ローテーションの核として最後まで役割を全うした。18試合に先発して、チームトップの10勝(3敗)、防御率1.91と抜群の安定感で、プロ1年目を終えた。右腕は「毎試合勝ちたいという気持ちで投げていって、2ケタ勝てて、防御率1点台に乗せることができた。自分としては、1年目でしっかりとできたのかなと思います」と胸を張った。

 54年ぶりの快挙を達成した。規定投球回に到達した新人の2ケタ勝利と防御率1点台は、1966年堀内垣夫(巨人)以来で、球団史上初だ。シーズン終盤は最優秀防御率争いにも名を連ねた。大車輪の活躍をみせた黄金ルーキーについて佐々岡監督は「即戦力としてしっかり投げてくれた。一目ぼれした投手なので。(一本釣りで獲得できて)ラッキー」と称えた。奪三振数はリーグ3位の124。球界を代表する投手に引けを取らない成績を残し、目標の「新人王」を手中に収めるのも間違いない。

 チームメートも快投を続ける新人右腕を全力でサポートした。明大の先輩・野村祐輔や、大瀬良大地ら経験豊富な投手からシーズンを通して助言を受けた。森下は「投げるときは、後ろの人が、(田中)広輔さんだったり菊池(涼介)さんだったり、外野を見ればみなさんがジェスチャーなどでいろんなことをやってくれていたので、投げやすいなと思いながら1年間やりました」と振り返った。

 来季も先発投手陣の軸として活躍が期待される。「来年またレベルアップして、ケガなく1年間投げられるようにしたい。投手をやっている以上はタイトルを狙っていきたいです」。広島の黄金ルーキーの2年目に注目だ。

写真=BBM

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