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西武・愛斗 悔しさを糧に21年こそ外野のレギュラーをつかむ/新年の決意

 


 2020年、西武は不動の正中堅手だった秋山翔吾がメジャー移籍したことで、ポジションが1つ空いた。外野手にとっては千載一遇の大チャンスが到来し、その好機を誰がつかみ取るのか、大きな注目ポイントの1つとなっていた。

 4年目の19年に42試合に出場し、経験を積んだ愛斗も、有力候補の一人だった。しかし、開幕を二軍で迎えると、その後もなかなかチャンスは巡ってこず、20年初昇格は最終盤の10月30日だった。「レギュラー獲得が目標でしたので、悔しいシーズンでした」。

 ただ結局、チームは中堅手の金子以外、外野の定位置を完全には固定できなかった。つまり、21年、もう一度チャンスがあるという意味だ。それでも、争いは20年以上に熾烈になりそうだ。ドラフトでは育成登録も含め3人の外野手を獲得。内野手も合わせると7人が野手であり、辻発彦監督も「使えると思ったら、どんどん使う」と積極起用を明言。また、指揮官はチャンスを得ながらも一軍定着できない若手に対し、「ケガも含めて、一軍でレギュラーを張って1年間試合に出続けられるだけの体ができていない」とも言及している。長くチームの顔となって活躍する看板選手を育てるべく、より一層厳しい環境を作り、激しい競争意識と肉体強化を求めていく考えだ。

 その意味では、根性があり、練習量をこなせる体力とも愛斗は十分持ち合わせている。また研究熱心さでも定評がある。あとは、そうしたポテンシャルと努力を一軍の試合でいかに結果につなげられるか。首脳陣からの期待値も非常に高い逸材だけに、プロ6年目、年男となる21年こそ、是が非でもレギュラーの座をつかんで羽ばたいてみせる。

写真=BBM

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