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楽天・内田靖人 「勝負強い打撃をしていきたい」。完全開花を目指して/ひと振りに懸ける

 

今年こそはレギュラー獲得を


 6月5日の広島戦(マツダ広島)。8回に1点を勝ち越し、なお無死一塁の場面。二番手・安樂の代打で登場したのが内田靖人だった。初球に反応。塹江敦哉が投じた149キロの内角直球を力強くはじき返すと、打球は左翼前で弾んだ。その後、無死満塁とチャンスを広げると、2者連続スクイズで加点。2対3での勝利に貢献した。

 2020年シーズンは38試合に出場したが、打率.172と不本意な成績に終わった。「打撃は評価してもらっていると思っているので、そこで結果を残せるように」。強い意欲を持って臨んだシーズンだったが、思うような結果を残せなかった。
 プロ8年目の今季は、開幕は二軍スタート。しかし4月23日に一軍に昇格すると、6月8日の時点で、主に代打として21試合に出場して打率.217。納得のいく打席はまだ少ないが、どの打席でも結果を残そうと必死だ。「チャンスで勝負強い打撃をしていきたい。1打席1打席アピールして、良い結果が出せるように、しっかり準備していきたい」。6月5日の広島戦は、その準備が実った形と言えるだろう。

 5月14日のオリックス戦(ほっと神戸)では、9点ビハインドの7回二死、二、三塁で、相手先発・山岡泰輔の直球を左中間席へと運ぶ1号3ランを放った。自慢の長打力は、やはり魅力だ。

 石井GM兼任監督も「内田は仕留める精度を上げれば、良い打者になれる」とさらなる活躍を期待する。未完の大器が、今年こそ大きく羽ばたく。

写真=BBM
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