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ソフトバンク・笠谷俊介 一軍でも“見下ろし投球”で/来季こそ主力に

 

チームにとって貴重な先発左腕。2022年こそ笠谷は“一軍の壁”を越えられるか


 飛躍の7年目となるはずだった。貴重な左腕の笠谷俊介は、自身初の開幕ローテ入り。開幕2カード目の重要な初戦となる3月30日のオリックス戦(京セラドーム)で6回1失点と今季初勝利を挙げた。絶好のスタートを切ったが、その後は白星を伸ばせず、救援に配置転換。さらには二軍降格を味わった。「初めて開幕ローテに入れたけど、その後は悔しい思いがある」と振り返った。

 今季、チームの先発左腕で白星を挙げたのは笠谷と和田毅のみ。来季は左の柱としても期待は大きい。「チームの優勝が一番で、個人としては2ケタ勝つ。完投、完封を目指したい」ときっぱり。ウエスタン・リーグでは9試合で6勝2敗、防御率1.50と圧倒的な数字も残した。二軍監督としてその姿を見ていた藤本博史新監督も「二軍では(打者を)見下ろして投げられている。一軍でもあれぐらいの感覚で投げてくれたら、十分にローテに入れる」と強調する。

 一軍でもシーズンの終盤には来季への足掛かりを築いた。先発に復帰し、10月24日の楽天戦(楽天生命パーク)では6回2失点で白星締め。7カ月ぶりに先発で勝ち名乗りを挙げ、「調子はあまり良くなかったが、ストライクゾーンの中に思い切って投げ込むことができた」と笑顔も見られた。

 宮崎での秋季キャンプでもテーマを持って精力的に投げ込んだ。それが縦回転の直球。実戦形式のシート打撃でも手応えをつかんだ。「真っすぐオンリーで空振りを取れたのは良かった」と笑顔。来季も開幕ローテを勝ち取り、シーズンを通して先発の椅子を譲らない。

写真=BBM
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