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西武・山川穂高 「最強バッターに」キング奪還へ今年のテーマは“ケツ”/タイトル獲得宣言

 

2年連続でホームラン20本台と納得のいかない成績に終わっている山川


 2018、19年の本塁打王・山川穂高が一昨年、昨年と不振に苦しんでいる。それも、ちょっとやそっとの不調ではない。「どうやって打っていいのかが分からない。結果が出せそうにない自分がいることがすごく苦しかった」。生まれて初めて「打席に立ちたくない」とまで思ったほどだった。だが、このままで終わらない。

「2年良くて、2年ダメで今年31歳にもなりますし、ここからだと思う。ここから僕も最強のバッターになれるように、もう一回やっていきたい」。

 完全復活への手応えは、昨年10月21日のオリックス戦(京セラドーム)、自身昨季最後の本塁打で確かに得た。「あの打席で、ボールが遅く見えたり、大きく見えたり、投手が投げた瞬間にボールがつかまる感じなど、ホームラン王を獲ったときに持っていた、『このタイミング』とか『この間合い』というのを思い出した。2022年が楽しみ。見ておいてくれという気持ち」と、契約更改の席でも力強く話していた。

 迎えた22年、自主トレを経た山川は、さらなる確信を得て春季キャンプへ挑んだ。「今年のテーマは“ケツ”(=お尻)です」。自身の中で、打席で「ここさえハマれば大丈夫」という確かな“肝”を見いだせたのだという。とはいえ、ここ2年、どれだけ自信を持って挑んでも、思いどおりにならない難しさも痛いほど経験してきた。その上で、あえて「今年は打てると思いますよ」と自らに太鼓判を押す。「目標は、全部四番で出たい。これにはかなりプライドを持ってやりたい」。それを果たした先には、本塁打王と打点王が自ずとついてくる。

写真=BBM
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