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日本ハム・万波中正 「新球場1発目の公式戦はどうしても出たい」正外野手に名乗りを挙げる成長のアーチ/レギュラー争いのダークホース

 

新庄剛志監督も逆方向へのアーチを大絶賛した


 万波中正が、新庄剛志監督をゾクゾクさせた。2月26日の阪神とのオープン戦(名護)。8回に訪れたこの日最後の打席で右中間へアーチを放った。カウント3-1からのストレートを逆方向へ運ぶパワー、技術、読み。すべてがかみ合った一発に、試合後の指揮官は「こういう軌道で来るというのをイメージして、いいポイントで右中間に持っていったところ。普通は引っ張りにいきたいところを、あっちに持っていった“成長”というのは、鳥肌が立ちました」と、大絶賛した。

 沖縄・名護キャンプ中の実戦では紅白戦で2本塁打。そして、阪神戦でのオープン戦1号で3本目だった。対外試合では安打が出ない期間もあったが、いい形で締めくくった。キャンプ中はティー打撃用のスタンドを2本立ててスイングする練習も披露。万波は「肩が下がったり、バットが下から出るのが自分の大きな悪い癖。それを矯正するために、バットの通り道にスタンドを1本立てて、それより下を振らないように」と、工夫した地道な取り組みの成果が最後の結果にも表れた。

 外野のレギュラー争いは風雲急を告げている。中堅の筆頭候補だった五十幡亮汰は実戦で負傷。離脱はしていないが、調整に遅れが出ている。さらに淺間大基も左足骨折で開幕絶望となった。キャンプ初日の紅白戦で主力組に入っていなかった万波にとっては、大きなチャンスが目の前に転がっている。「やっぱり新球場の1発目の公式戦はどうしても出たい」。昨季は逃した開幕スタメンへ向けて、アピールを重ねる。

写真=BBM
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