八木亮祐投手が7月2日の
DeNA戦(平塚)でプロ初完封勝利を挙げた。130球を投げ、3安打8奪三振無四球。3月31日の
阪神戦(神宮)以来の2勝目は、6回には圧巻の3者連続三振を見せるなど、三塁を踏ませぬ投球だった。
ファーム時代を含め、9回のマウンドは未知の領域だった。「夢みたいな感じ。野手の方の声もあって、落ち着いて投げることができた。無四球は意識しているし、四球を出さないとリズムも良くなるので、その点ではうれしい」と笑顔。約3カ月ぶりの勝利となったが、「最近は序盤で試合を壊すことが多かったので、これからもしっかりとやっていきたい」と八木は気を引きしめ直した。