期待の右腕が今季初登板初勝利を挙げた。8月11日のヤクルト戦(秋田)で国吉佑樹投手が5対2の2回二死満塁で2番手として登板。いきなりのピンチだったが川端を遊邪飛に打ち取ると、7回まで5回1/3を3失点にまとめ、白星を手にした。

　大きな期待を背負って迎えた4年目のシーズンだったが、腰を痛めて満足に練習に取り組めない日々が続いていた。ようやくスタートラインに立ち、強打者バレンティンを150キロで空振り三振に仕留めるなど才能の片りんを見せた。乱調だった先発三嶋の後を受け、リードした場面での登板だっただけに「もらったような初勝利。今後は持ち味を出していきたい」と活躍を誓った。