大阪・太成学院大高から入団し、2年目の
今村信貴投手が上々の一軍デビューを果たした。9月16日の
広島戦(マツダ広島)でプロ初登板初先発し、5回1失点。「緊張したけど、周りからファームでやってきたことをやればいいと言われた。思い切り投げられた」と初々しい。
6安打を許し、4回まで毎回走者を背負いながらも、140キロ台中盤の速球を軸に小気味良く投げ込んだ。今季は二軍で10勝を挙げるなど、左腕は大きく成長してきた。
原辰徳監督も「けれん味のない投球。いいスタートを切った」と高く評価した。次回登板も先発で起用される見込の今村は「次もチャンスがあれば楽しみたい」と目を輝かせた。