6年目の
藤原良平投手が、イースタン・リーグの最多勝タイトルを手にした。今季の成績は、二軍公式戦31試合に登板して11勝7敗1セーブ、防御率3.90。中継ぎ、先発、そしてストッパーとしても投げてチームトップの102回2/3を投げフル回転。首脳陣にタフなピッチングもアピールした。
2年前まで上手投げだったが、昨年サイドスローに転向。その新フォームが自分のものになってきた。藤原自身は「まだまだです」と向上心を秘めるが、この初タイトルは自信にもなった。今季の一軍登板は2試合だけ。秋に鍛えて細かい制球を身につければ、来季は必ず一軍で存在感を示すチャンスが訪れるはずだ。