ソフトバンクがFAでの獲得を目指していた
大竹寛投手が
巨人入りを表明した。2005年にソフトバンクになって以降、他球団からFA宣言した選手の獲得に乗り出し、敗れるのは実質、初めて。今回、提示した条件面では巨人を上回ったと見られるが、大竹の在京志向が強く、巨人にさらわれた。
過去にはFA制度を利用して05年に
小久保裕紀(巨人)、10年に
細川亨(
西武)と
内川聖一(横浜)、11年に
帆足和幸(西武)、12年に
寺原隼人(
オリックス)を獲得。今季5年ぶりのBクラスに甘んじたことで、
中田賢一投手(
中日)、
鶴岡慎也捕手(
日本ハム)と合わせてFA3選手獲得を目指していた。