2月12日、今キャンプ初めての紅白戦に背番号3ケタの投手が登板した。低めへの制球を重視し、2回を1安打1四球無失点に抑えた飯田優也投手は「低めへの意識は徹底できたが、球が走っていなかった」と手応えと課題を口にした。

　現在のソフトバンクは支配下登録選手が64名。7月31日の期限までに65人を上回らなければ育成選手を保有できない規定がある。外国人選手は7人を数えるため、新たな補強は考えづらく、複数トレードか育成選手の昇格が現実的な手段。先発陣に左が不足しているチーム事情からも、飯田が最も近い位置にいることは確か。ランクアップに向けた必死のアピールはまだまだ続く。