「先発投手として最低限の仕事はできた」と安どの表情を浮かべたのは
野上亮磨投手だ。今季は表ローテの土曜日に先発してきた背番号20。しかし、裏ローテの勝ち星が伸びないことから、野上が裏ローテのカード頭の先発へ配置転換された。
その初戦が5月16日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)だった。最速146キロの直球で押す投球でロッテ打線を封じ込めていく。「反省点は味方に点を取ってもらった直後(5回)に先頭打者を塁に出したことです」と、その回に失点したことを悔やんだ。しかし、6回を投げ切って1失点は見事な投球だったといえる(試合は3対2で勝利)。これで3勝目。優勝へ野上の存在は不可欠だ。