リーグ3位から日本シリーズ進出に導いた
ラミレス監督。CS突破の一つの要因に指揮官の巧みな投手起用があった。
阪神との初戦の先発に井納を抜てきするなど、シーズン中では考えられないような“奇襲”が気持ちがいいようにハマった。
広島とのCSファイナルでは勝負どころと見るや、中継ぎ陣を惜しげもなく投入する“マシンガン継投”。第4、5戦では先発の今永、濱口をリリーフとして登板させ、広島の反撃ムードを断ち切った。「強力な広島打線が2回り目、3回り目に勢いづいてくる。その前にこちらから動いた」と10月24日、CSファイナル第5戦[マツダ広島]後に語った指揮官。日本シリーズでも大胆な采配で
ソフトバンクに挑む。