今季の飛躍を予感させる活躍ぶりだった。2月14日に行なわれた韓国・KIAとの練習試合(浦添)で、和製大砲候補である廣岡大志内野手が2本塁打7打点と大暴れを見せた。試合は6回降雨
コールドとなり、
ヤクルトが8対2で快勝している。
3回に左翼ポール際に飛び込む一発を放つと、5回二死満塁の場面では左翼場外に消える満塁本塁打。「1本目は練習してきたことが出せた。2本目は少しコースも甘かったので」。昨季は開幕スタメンの座を勝ち取ったが、打撃が低迷してその座を西浦に譲った。45試合に出場して打率.209は物足りない数字。それだけに今季に懸ける思いは強い。「何とかアピールしていきたい」と表情を引き締めていた。