6度目の開幕投手の可能性が消えた。開幕投手に内定していた
則本昂大投手だが、寝違えにより2月23日のオープン戦、
巨人戦(那覇)の先発を回避。さらに右前腕に炎症を起こしており、検査の結果、右ヒジのクリーニング手術を受けることになり、前半戦の復帰は絶望的だ。
その代役に岸孝之投手が浮上した。3月8日の
阪神戦(倉敷)では、5回2安打1失点と安定した投球を披露。ここまでの調整は順調だ。開幕投手となれば2014年以来5年ぶりの大役となるが、本人は「意識することなく、普通にやっていきます」と冷静そのもの。チームの苦境を救うことができるか。