最後に背番号23が決めた。5月2日の
ロッテ戦(京セラドーム)前日に完封負けを喫したチームは、初回に吉田正の投ゴロ間に先制するも追加点を奪えず。試合は1対1で延長に入ると、10回裏に四球で出塁した大城が盗塁を決めて二死二塁と好機をつかみ、代打・
伏見寅威捕手が打席へ。カウント2-2からのフォークを一閃し、左前に運んで大城が生還。ロッテ・井口監督からリクエストでリプレイ検証も判定変わらず、サヨナラ勝ちで飾った。
“令和初”のサヨナラ打を放った伏見は試合後のお立ち台で「やりましたー!」と絶叫。「僕を選んでくれた監督のためにも打ちたかった」と球場を沸かせた背番号23が“5月反攻”へ弾みをつけた。