主砲・
バレンティン不在の中、存在感を放っているのがドラフト2位ルーキーの
中山翔太外野手だ。7月2日の
広島戦(マツダ広島)、「五番・右翼」でスタメン出場すると、2回の第1打席に左翼2階席に飛び込む特大の3号ソロを放った。この本塁打でリードを奪ったチームは、一度は同点に追いつかれたものの、6回に勝ち越して9回にも追加点。実に16カードぶりとなる初戦を白星で飾った。
「芯ではなかったけど、角度がついて飛んでくれた。体が反応して打てました」と中山は満足げに振り返った。バレンティンの一時帰国により手にしたチャンスをものにしているパワー全開の“きんに君”。このまま代役で終わるつもりはない。