今季の両リーグで大きな話題を集めたのは、2人のルーキー遊撃手の安打量産である。守りだけで神経をすり減らしてしまうポジションなのに、バットにはまるで関係ないと言わんばかりに打ちまくった。9月28日現在で
京田陽太(
中日)は145安打、
源田壮亮(
西武)は149安打。セ・リーグのルーキー最多安打記録は1958年のあの
長嶋茂雄(
巨人)の153。京田はそれを破ろうかという勢いだ。パ・リーグのほうは56年の
佐々木信也(高橋)の180だから、源田からはやや遠いところにある記録だが、佐々木は154試合での達成だから、源田の数字は、決して佐々木に劣るものではない。
長嶋のことに戻ると、この58年はリーグ最多安打打者でもあった。長嶋がすごいのは、ここから6シーズン連続・・・
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