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春季東海地区大会
1点差に泣いた日大三島も堂々の準優勝に手応え

監督交代した三重が秋春連覇
写真=川口洋邦

 春季東海大会は5月23日から25日まで、愛知の小牧市民球場と豊田市運動公園野球場で行われ、センバツ出場の三重が秋春連覇を達成。42年ぶり6度目の春王者に輝いた。

 08年から今春のセンバツまで率いてきた沖田展男前監督に代わり、4月から中村好治監督が就任した。前任は12年限りで廃校となった三重中京大で、則本昂大(現東北楽天)を輩出した指導者だ。専大から社会人・鐘淵化学工業、のち神戸製鋼で長く四番として活躍。引退後は田村コピー、宮崎の日章学園高で02年夏の甲子園へ導いた実績がある。

▲昨秋に続いて東海大会を制した三重。春は42年ぶり6度目の栄冠だった



 就任間もなく選手を掌握し、県大会を制して東海大会出場。静岡高との1回戦で左腕エース・今井重太朗(3年)が完封すると、愛知啓成高との準決勝では右腕・瀬戸上晶(3年)が、練習試合を通じても初完投。日大三島高との決勝では・・・

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