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駒大が26季ぶりの戦国東都制覇

 

駒大が26季ぶりの戦国東都制覇


 東都の名門が長いトンネルから抜け出した。10月21日、駒大は未消化だった中大3回戦に3対1で勝ち、01年秋以来26季ぶり27度目の優勝を果たした。10勝4敗1分けで、勝ち点5。94年春以来の完全優勝に、西村亮監督は喜びを噛みしめた。

「長く優勝できていなかったので、簡単にはできないと思っていた。昨年から少しずつ力をつけ、今季は落ち着いてプレーできるようになって、ようやくつかむことができました」

 戦国東都で501勝を挙げた名将・太田誠監督(現OB会長)が指揮を執り、エース・川岸強(元中日、東北楽天)、梵英心(現広島)を擁して東都を制したのが01年秋。だが、02年春には1949年の東都リーグ加盟後初の二部降格を経験。1季で一部へ復帰するも、08 年秋に再び降格。11年春に6季ぶりに一部へ昇格するなど、低迷が続いていた。

 名門再建を託されたのが、JR東日本東北のコーチを務めていた西村監督。現役時代は太田監督の下、1年秋と2年春に日本一に。4年時は主将を務め、秋には打率・515で首位打者となった経歴を持つ。

 12年2月に監督に就任すると・・・

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