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東北は青森対決を制した青森山田が7年ぶり4度目の優勝

 

青森対決を制して激戦区・東北チャンピオンに輝いた青森山田にとっては大きな自信になる[写真=田中慎一郎]


 東北大会は6月4日から8日まで、福島のあづま球場と開成山球場で行われ、青森山田が7年ぶり4度目の優勝を決めた。決勝は八戸学院光星との青森対決。青森山田は初回に、四番・金澤世那(2年)の3ランなどで幸先よく5点を先制する。しかし、4回から八戸学院光星が驚異的な追い上げを開始し、7回には勝ち越しに成功する。青森山田は1点を追う8回裏、二死満塁から二番・齊藤大祐(3年)の適時三塁打で逆転すると、さらに、内山昂思(2年)の左前適時打でリードを2点に広げた。投げては7回から救援した背番号1を背負う小野雅登(3年)が終盤3イニングを締め、優勝を決めた。

 青森山田は前日の準決勝(対一関学院)でも壮絶な試合を展開。4対4のまま9回で決着がつかず、タイブレークに突入。10、11回に両チームとも1点ずつを取り合う。一関学院が12回表に2点を奪うと、その裏、青森山田は3点を挙げてサヨナラ勝ちを収めている。また、準決勝のもう1試合、花巻東と八戸学院光星も10回タイブレークにもつれた。近年、レベルアップが顕著な東北地区を象徴する熱戦が続いた

センバツに出場した八戸学院光星は準優勝も、決勝での中盤からの粘りは夏につながるものだった[写真=田中慎一郎]



北信越はセンバツ優勝・敦賀気比を破った佐久長聖が6年ぶり2度目V


佐久長聖が6年ぶり2度目の北信越優勝。長野1位校は2年連続の夏甲子園へ弾みをつける大会となった[写真=井田新輔]



 北信越大会は6月6日から9日まで、長野オリンピックスタジアムと県営上田野球場で行われ・・・

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