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東京六大学

 

1999年秋以来のリーグ制覇へ一致団結のセントポール


法大1回戦では、9回表に1点を勝ち越されたが、その裏に2点を奪ってサヨナラ勝ち[写真]。同カードでは勝ち点を落としたとはいえ、早大戦は連勝と、チームは活気づく。左端が主将・澤田/写真=大賀章好


 立大が1999年秋以来のリーグ優勝に向け、巻き返そうとしている。

 開幕カードの法大戦では1勝1敗で迎えた3回戦(4月19日)で6対8と競り負け、勝ち点を落とした。

 中3日の早大戦。1回戦(23日)は4対1で先勝した。エース兼主将の澤田圭佑(4年・大阪桐蔭高)は1失点完投で通算20勝目(現役最多)。立大では多田野数人(元日本ハムほか)以来の大台到達であった。

 翌2回戦では、0対0の8回に大東孝輔(3年・長良高)が左翼へのソロ本塁打(リーグ戦初安打)で均衡を破ると、先発したプロ注目右腕・田村伊知郎(4年・報徳学園高)が5安打完封して1対0で勝利した。

 早大からの勝ち点は2013年春以来。14年1月から指揮を執る溝口智成監督は「私が就任してからは早稲田から勝ち点を挙げていなかったので、鬼門と言えば鬼門だった。痛い負けから、3日間でよく連勝までもっていけた」と、笑みを浮かべた。「ベンチの雰囲気がいい」。今季、指揮官はこう繰り返している。春のオープン戦から、劣勢でも試合が終わるまで絶対にあきらめないことを徹底してきた・・・

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