週刊ベースボールONLINE

2018注目社会人新人選手

片山勢三(九州共立大⇒パナソニック) ホームランを追求する社会人の「おかわり君」

 

名城大との神宮大会1回戦で大会史上7人目の1試合2本塁打。右の大砲としての素材を、自身初の全国舞台で開花させた/写真=川口洋邦


110キロスラッガーが描く2年後


 パワーと技術を持ち合わせた長距離砲が2018年、社会人球界に加わる。17年11月、名城大との神宮大会1回戦で見せた九州共立大の四番・片山勢三(4年・門司学園高)の打棒は圧巻だった。1点を先制された直後の1回裏「スライダーが良かったと聞いていたので」と、侍ジャパン大学代表の栗林良吏(3年・愛知黎明高)の得意球に狙い球を絞った。強振すると高い弧を描き、左翼ポール際へ。フォロースルーが大きく、きれいにバットを放り投げる姿はあの中村紀洋(元近鉄ほか)を思わせた。第2打席は空振り三振。第3打席は「高めの真っすぐを振らされたので・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球取材班、ベースボールライターによる、高校・大学・社会人野球の読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング